みなとでんさいネットサービス オンラインマニュアル
取引

債権発生請求(債務者)

サービスのご案内

従来の約束手形の振出しに相当する取引です。取引銀行を通じてでんさいネットに債権(債務)発生記録の請求を行います。

債務者側が債権記録請求を行う「債務者請求方式」と、債権者側が債権記録請求を行う「債権者請求方式」の2つの方法があります。「債権者請求方式」の場合、取引の成立のためには債務者の承諾が必要となります。

担当者が必要な項目を入力し、仮登録を行い、承認者が仮登録を承認することで債権発生記録請求が完了します。

複数発生記録請求の場合、

担当者が債権発生請求メニュー画面から、複数債権の仮登録情報を入力し、一度に大量の発生記録請求が可能です。

発生記録(債務者)請求_入力方法選択画面から、以下の入力方法が選択可能です。
・個別に明細を入力:
直接入力、または取引先選択により1件単位で入力する方法です。
・取引先一覧から選択:
取引先一覧より登録済みの取引先情報を請求先として指定し、一度に複数件入力する方法です。
・取引先グループ一覧から選択:
取引先グループ一覧より登録済みの取引先グループに所属する全取引先を請求先として指定し、一度に複数件入力する方法です。

1請求当たりの最大明細数は500件です。

入力中の請求明細は一時保存が可能です。また一時保存した明細は請求状況一覧から、仮登録の再開が可能です。
なお、一時保存の上限件数は、1担当者あたり10件です。

請求状況一覧より、過去に登録した請求データを選択し、請求が可能です。過去のデータを流用する場合は、必要に応じて決済口座や振出日を変更することが可能です。
過去のデータについては、でんさいネットにて正常に処理された記録請求のほか、エラーとなって返却された記録請求についても流用することが可能です。エラーとなった記録請求を流用する場合は、エラー情報を引継ぎますので、エラー箇所を修正し、再登録・再請求を行うことが可能です。

取引フロー図

債務者請求方式

本マニュアルで使用する文言について

■振出日(電子記録年月日)
約束手形の振出日に相当します。でんさいネットに電子的な記録が行われる日です。
■支払期日
約束手形の支払期日に相当します。支払期日になると債務者・債権者の口座間で自動的に決済が行われます。
■通知日
でんさいネットから通知が行われた日です。
■操作日
パソコン上からでんさいネットへ操作を行った日です。

ステータス説明について

■承認待ち(未承認)
担当者が各請求記録の仮登録を行い、承認者に対して承認待ちの状態です。または、担当者により引戻しされ、差戻し一覧より修正が行える状態です。
■承認済み
承認者による承認が行われ、でんさいネットへ各種記録請求が行われた状態です。
■差戻し
承認者により担当者へ差戻しされ、担当者は差戻し一覧より修正および削除が行える状態です。

日付設定について

■振出日(電子記録年月日)の設定
操作日~操作日の1ヵ月後応答日まで指定することが可能です。なお、操作日翌日以降の指定は予約扱いとなります。
■支払期日の設定
振出日(電子記録年月日)を含めた7営業日の翌日以降~10年後の応答日まで指定可能です。
※指定する支払期日が土曜・日曜・祝日の場合、決済が行われるのは翌営業日になります。
各種日付の関連図

取消可能期間について

予約扱いとなっている記録請求は振出日前日までは、債務者・債権者ともに単独で取消可能です。
(ただし、譲渡予約がなされている場合は、取消不可となります)

振出日以降の振出日を含む5営業日以内であれば、債権者は単独で取消可能です。
また、債務者は変更記録請求により取消(削除)が可能です。

振出日から振出日を含む6営業日以降~支払期日の7営業日前15:00までは、変更記録請求により取消(削除)が可能です。
(ただし、変更記録請求後、承諾依頼通知日以降の通知日を含む5営業日以内に相手方の承諾が必要となります。また、譲渡・保証等がなされ、利害関係人が3名以上となっている場合は、利害関係人のみによるオンラインでの取消(削除)はできません。お取引店にご相談ください)

操作日~支払期日までの取消可否まとめ
各種日付、取消操作の関連図

でんさいネット取扱時間について

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