債権譲渡請求

債権を譲渡する場合、全額譲渡と債権を分割して行う一部譲渡が可能です。

譲渡記録請求は原則として、譲受人になる利用者を債権者とし、譲渡人を保証人とします。

画面上は、登録（1件）、登録（複数件）のいずれかが表示されます。
新規取引先を登録する場合、『ユーザ情報管理』にある「取引先管理」の利用権限が必要です。
管理業務の『企業情報管理』にある「複数譲渡記録請求（画面入力）機能の利用」が「利用する」の場合、登録（複数件）のパターンとなります。

登録（1件）

担当者は必要な項目を入力し、仮登録を行います。承認者が仮登録を承認することで、譲渡記録請求が完了します。

譲渡日（電子記録年月日）は当日または未来日付を入力することができます。なお、未来日付を入力した場合は、予約請求となります。実際に債権が譲渡される日付は入力した譲渡日（電子記録年月日）となります。

なお、譲渡予約済の債権は発生取消ができません。

譲受人は、登録結果通知を、通知情報一覧画面で確認できます。

※	「記録請求」の担当者権限が必要です。

※	譲渡日が当日の債権譲渡記録の場合、承認済み債権譲渡記録の取消しは行えませんのでご注意ください。

トップ画面の［債権譲渡請求］タブをクリックしてください。

「譲渡記録メニュー」画面が表示されます。
［登録］ボタンをクリックしてください。

［詳細］ボタンをクリックすると、対象取引の詳細情報を別ウィンドウで表示します。

［引戻し］ボタンをクリックすると、過去に登録した未承認の請求データを引戻します。

［修正／削除］ボタンをクリックすると、未承認の請求データについて、修正、または削除を行います。

「譲渡記録請求対象債権検索」画面が表示されます。
検索条件を入力のうえ、［検索］ボタンをクリックし、譲渡記録対象債権一覧より対象債権の［選択］ボタンをクリックしてください。

■検索項目について

※支店コード、口座種別、口座番号は、決済口座が1つしか存在しない場合、自動的に表示されます。複数存在する場合、［決済口座選択］ボタンをクリックし、決済口座の選択により自動的に表示されます。
※支店コードが不明な場合、[支店選択]ボタンのクリックにより検索できます。
※金融機関コード～口座番号は、[取引先選択]ボタンをクリックし、取引先の選択により自動的に表示されます。
※金融機関コード、支店コードが不明な場合、[金融機関選択]ボタンのクリックにより検索できます。

※	支払期日により検索する場合には、開始日および終了日の両項目を指定してください。

［詳細］ボタンをクリックすると、対象債権の詳細情報を別ウィンドウで表示します。

「譲渡記録請求仮登録」画面が表示されます。
譲渡記録情報を入力のうえ、承認者情報を選択し、［仮登録の確認へ］ボタンをクリックしてください。

請求者Ref.No.は、お客さまとお取引先とで請求を管理するためのフリー入力欄です。注文書番号や請求書番号の入力が可能です。
必要に応じて入力してください。（半角英数字40桁以内。英字については大文字のみ、記号については　. ( ) -　のみ入力可能です。）

■譲渡記録登録項目について

※	取引先項目を直接入力する場合には、「直接入力」をチェックしてください。

※譲受人情報（請求先情報）に指定した口座が、保証なし譲渡のみ受け付ける口座である場合、「保証有無を「無」に変更しました。」ポップアップが表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。

「譲渡記録請求仮登録確認」画面が表示されます。
内容をご確認のうえ、「内容を確認しました」にチェックを入れ、［仮登録の実行］ボタンをクリックしてください。

「譲渡記録請求仮登録完了」画面が表示されます。

［取引先登録へ］ボタンをクリックし、取引先を登録することができます。取引先の登録方法は『取引先管理』をご参照ください。

※	［取引先登録へ］ボタンをクリックすると、次画面から本画面へ戻ることはできません。

仮登録を実行したことで、請求番号が決定します。請求番号は、この請求を特定するための番号となりますのでご留意ください。

以上で譲渡記録請求の仮登録が行われ、承認申請されました。

仮登録された取引は、この時点では成立しておりません。
承認者による承認操作が必要です。

仮登録の完了後、承認者へ承認依頼通知が送信されますので、
承認者はログインし、未完了取引から対象の承認待ち取引を選択し、承認を実行してください。
承認の手順については、『承認・差戻し』をご参照ください。

仮登録した譲渡記録請求を承認者が承認し、でんさいネットで譲渡記録が成立すると、トップ画面に通知されますので、内容を確認してください。