債権譲渡請求
債権を譲渡する場合、全額譲渡と債権を分割して行う一部譲渡が可能です。
譲渡記録請求は原則として、譲受人になる利用者を債権者とし、譲渡人を保証人とします。
登録(複数件)
担当者は債権譲渡請求メニュー画面から、複数債権の仮登録情報を入力し、一括して(まとめて)記録請求を行うことができます。
担当者は必要な項目を入力し、仮登録を行います。承認者が仮登録を承認することで譲渡記録請求が完了します。
ただし、承認完了時点では、譲渡の成立は確定していません。承認完了後、譲渡記録メニュー画面の請求状況一覧、または通知情報一覧画面にて結果を確認してください。
1請求当たりの最大明細数は200件です。
入力中の請求明細は一時保存が可能です。また、一時保存した明細は請求状況一覧から、仮登録の再開が可能です。
なお、一時保存は、1担当者あたり10件の請求まで可能です。
請求状況一覧より、過去に最終承認完了後エラーとなった請求データを選択し、請求することが可能です。過去のデータを流用する場合は、エラー情報を引継ぎますので、エラー箇所を修正のうえ、必要に応じて譲渡日を変更して再登録・再請求を行うことが可能です。
譲渡日(電子記録年月日)は当日または未来日付を入力することができます。なお、未来日付を入力した場合は、予約請求となります。実際に債権が譲渡される日付は入力した譲渡日(電子記録年月日)となります。
なお、譲渡予約済の債権は発生取消ができません。
譲受人は、登録結果通知を、通知情報一覧画面で確認できます。
※ | 「記録請求」の担当者権限が必要です。 |
※ | 譲渡日が当日の債権譲渡記録の場合、承認済み債権譲渡記録の取消しは行えませんのでご注意ください。 |
[登録]ボタンをクリックしてください。
- ※お取引先の法人名/個人事業者名について、請求申請時の名称とでんさいネットに登録されている名称とが異なる場合、画面上部に注意喚起メッセージを表示します。また、対象明細の法人名/個人事業者名に「*」を表示します。お取引先名が最新のものではない可能性がありますので、必要に応じて、お取引先の法人名/個人事業者名を修正してください。
[再開]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を再開します。
[削除]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を削除します。
[再利用]ボタンをクリックすると、過去に登録した請求データを流用して請求を行います。
[修正/削除]ボタンをクリックすると、未承認の請求データについて、修正、または削除を行います。
検索条件を入力のうえ、[検索]ボタンをクリックし、譲渡記録対象債権一覧より対象債権を確認後、[明細入力へ]ボタンをクリックしてください。
- ※支店コード、口座種別、口座番号は、決済口座が1つしか存在しない場合、自動的に表示されます。複数存在する場合、[決済口座選択]ボタンをクリックし、決済口座の選択により自動的に表示されます。
- ※支店コードが不明な場合、[支店選択]ボタンのクリックにより検索できます。
- ※金融機関コード~口座番号は、[取引先選択]ボタンをクリックし、取引先の選択により自動的に表示されます。
- ※金融機関コード、支店コードが不明な場合、[金融機関選択]ボタンのクリックにより検索できます。
- ※お取引先の法人名/個人事業者名について、請求申請時の名称とでんさいネットに登録されている名称とが異なる場合、画面上部に注意喚起メッセージを表示します。また、対象明細の法人名/個人事業者名に「*」を表示します。お取引先名が最新のものではない可能性がありますので、必要に応じて、お取引先の法人名/個人事業者名を修正してください。
譲受人情報、債権情報を入力し、[確定して明細一覧へ]ボタンをクリックしてください。
- ■譲受人情報について
- <取引先を登録している場合>
- [取引先選択]ボタンをクリックし、取引先を選択すると、利用者番号、金融機関コード、支店コード、口座種別、口座番号が表示されます。
- <取引先を登録していない場合>
- [直接入力]ボタンをクリックし、
- ※取引先を事前に登録しておくことで入力を省略できます。
取引先の登録方法は『取引先管理』をご参照ください。
金融機関コード、支店コード、口座種別、口座番号、取引先登録名を入力のうえ、[明細入力へ反映]ボタンをクリックしてください。
[次の譲受人へ]ボタンをクリックすると、入力内容を明細一覧へ反映し、続けて次の明細を入力できます。
[次の譲受人へ]ボタンによる連続入力を1回以上繰り返した場合のみ、[中断して明細一覧へ]ボタンが[戻る]ボタンの代わりに表示されます。
請求明細一覧を入力・確認し、[仮登録の確認へ]ボタンをクリックしてください。
[譲渡日の変更]ボタンをクリックすると、次画面にて譲渡日を変更します。
[譲受人追加]ボタンをクリックすると、次画面にて譲受人情報を追加します。
[修正]ボタンをクリックすると、次画面にて明細を修正します。
「削除」チェックボックスにチェックを入れ、[削除]ボタンをクリックすると、選択された請求明細を削除します。
[一時保存]ボタンをクリックすると、入力した明細を一時的に保存します。
- ※譲受人情報(請求先情報)に指定した口座が、保証なし譲渡のみ受け付ける口座である場合、「保証有無を「無」に変更しました。」ポップアップが表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
内容をご確認のうえ、 「内容を確認しました」にチェックを入れ、[仮登録の実行]ボタンをクリックしてください。
必要に応じて、コメントを全半角250文字以内で入力します。
※承認者への連絡事項等にご利用ください。
- ※譲渡する債権について保証しない場合、「電子債権を譲渡するにあたり、保証を行いません。」のようなメッセージとチェックボックスを表示します。
「内容を確認しました」のチェックをされていない場合、仮登録の実行はできません。
仮登録を実行したことで、請求番号が決定します。請求番号は、この請求を特定するための番号となりますのでご留意ください。
以上で複数譲渡記録請求の仮登録が行われ、承認申請されました。
仮登録された取引は、この時点では成立しておりません。
承認者による承認操作が必要です。
- ※請求は承認者の承認が完了することで成立します。
- ※請求完了後、 における請求内容のチェックの結果、エラーとなる場合があります。必ず譲渡記録メニュー画面の請求状況一覧、または、通知情報一覧画面から請求結果を確認してください。