CASE 02
身近な地域のお客さま一人ひとりに
より良い提案をしたい一心で歩むうち、
街への愛着もますます深まって…。
髙見 佳代 / 学園都市支店 支店長 / 入社23年目
吉岡 洋人
HIROTO YOSHIOKA
網干駅支店 支店長 兼 姫路広域グループ長
入社25年目
Career Path
My Career
career step 01
入社 -11年目
じっくり一つの地域に腰を落ち着け、お客さまと真のリレーションを構築して、お客さまから喜ばれ、本当に必要とされる存在となって、人、企業、街に貢献したいという想いからみなと銀行への入社を決めました。法人営業一筋に歩んで9年目、本店営業部に配属され、新規開拓の仕事をスタートしました。望んで飛び込んだ世界とはいえ、銀行の規模としてはメガバンクに勝てず、金融機関の常として各種商品やサービスは他社と大差がないなか、個人的にお客さまの信頼を勝ち取ることで実績を伸ばしていくしか道はありません。新規のお客さまとの間に深い信頼関係を構築していくことは簡単ではなく、最初はやはり苦労しました。それでも諦めずに活動を続けるうちに、私という人間を買ってお取引を開始してくださるお客さまが徐々に増加。求めていた「必要とされている」という確かな手応えを、実感することができました。
#01
career step 02
入社 11-17年目
本部の人事部研修室に異動し、各種研修の企画・立案や主に法人営業研修を担当とする講師を担いました。新入社員や若手社員を対象に、自分自身がそれまでの経験の中で培ってきた法人営業のノウハウを伝えていく仕事です。当時は日本の企業社会全体に、新入社員が早期に辞めていく風潮が強まり、どの企業でも人財の定着が大きな課題となっていました。そんななか、自分の経験をダイレクトに伝えて法人営業のやりがい、おもしろさを知ってもらおうと努力したことが実を結び、受講生との間に絆が生まれ、みな大きく成長していってくれました。次々と教える相手が入れ替わって6年があっという間に過ぎ、次は審査部へ。営業店から集まってくる融資案件を審査して与信判断を下すなかで、企業を見る目を一層養うことができました。
#02
career step 03
入社 17-22年目
営業店とのつながりが深い審査部での1年3か月ほどの間に現場感覚を取り戻したところで、大橋支店の次長に就任しました。業務事務と個人営業の内部管理という大役をこなさなければなりません。法人一筋できた私にとって、どちらも知らないことの多い苦手分野ですが、明るく前向きに頑張ること2年3か月。苦労の末、苦手を克服し、ひとまわり大きく成長することができました。そこからさらに、個人の預り資産業務に特化したサテライト店である高砂支店の支店長となり、メンバーを率いてより多くのお客さまに喜んでいただくための施策を打ち出し、個人営業活動を行いました。この経験により、個人営業に対する自信を深めました。
#03
career step 04
入社 22-25年目
本部の個人業務部で個人業務全般に関する企画・推進を統括する立場となり、個人部門のキャリアを一段と強化しました。法人営業では経営課題に対するソリューションを提供し、個人営業では個々の金融課題のコンサルティングを行いますが、両者に本質的な違いはなく、どちらも大切なのはお客さま目線で物事を考えるということです。この“お客さま目線”を全社の個人営業に浸透させるため、お客さまに寄り添い、お客さまに真に適した商品を販売するよう指導を徹底させました。また、この時期に、みなと銀行・関西みらい銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行が合同して行った香港への預り資産販売研修に引率者として帯同し、積極的に銀行の垣根を超えた交流を演出して、参加者約50人の記憶に刻まれる研修にできたことも大きな経験でした。その後の2020年4月、これまでの経験の全てを活かすことができる、法人・個人・融資・業務の全てを行うフルバンクの一つ「網干駅支店」の支店長に就任しました。姫路広域グループの統括も任せられ、奮闘の日々が続いています。
#04
Next
Career
何よりもまず、網干駅支店を、今よりさらに明るく、チームワークのいい店にして、どんどんお客さまを広げていきたいと思っています。エリアには伝統的な地場産業である皮革業が根づいているほか、大手電子部品工場をはじめとする事業所があり、あらゆる業種の中小企業も集積。個人・法人ともに多様な可能性を秘めています。たとえば、縮小傾向にある業界においても、その不安を払拭するソリューションがあれば広く受け入れられるはずです。そこで、りそなHDの傘下に入り不動産情報が強化されたことも活かして、お客さまに良質な収益物件をお勧めする提案を行い続けたところ、複数件の成約が得られました。今後も、地域のニーズにきめ細かくお応えしてシェアを高め、そのことを通じて街の活性化に貢献していきたいと考えています。