CASE 01
身近な地域のお客さま一人ひとりに
より良い提案をしたい一心で歩むうち、
街への愛着もますます深まって…。
髙見 佳代 / 学園都市支店 支店長 / 入社23年目
田口 健志
KENJI TAGUCHI
赤穂支店
※取材当時
入社24年目
Career Path
My Career
career step 01
入社 -5年目
最初に配属された三国支店では、窓口業務を長く経験することに。営業に出たときに困らないようにと、先輩たちが親身になって指導してくれました。入社した当時、配属先の支店の状況に応じて各課をローテーションするため、営業デビューは結局、2店舗目の春日野支店に異動してからでした。ローテーションが早い同期とは、1年以上差があったこともあり、なんとか追いつこうと必死に頑張ったのを覚えています。個人営業として資産運用業務に従事する中、たくさんのお客さまと出会い、深い人間関係を築きました。あるお客さまは私が引き継ぎを終え、次の支店に移った後、春日野支店に来られ、「ずっと田口さんに担当してほしかったのに、なんで転勤させちゃったの…!」と涙ながらに訴えられたと、当時の上司から聞きました。
#01
career step 02
入社 6 - 15年目
人事部で新卒採用を担当後、再び支店勤務に戻り、法人営業としてのキャリアを積んでいくことになります。当初はヒアリング不足で、お客さまの強みや弱みを正確に把握できず、なかなか融資につなげられませんでした。見かねた支店長が、稟議書のつくり方を直接レクチャーしてくれたことが印象に残っています。そこから複数の支店で経験を積み、稟議書の精度もどんどん上がっていきました。お客さまの意向にできることはすべてやり、その本気度はお客さまに伝わっているか。また、他社に負けないスピード感で仕事ができているか。これらは営業の基本として、今でも強く意識しています。お客さまのもとを訪れると、「これから社内会議をするから、田口さんも参加してよ」と誘われるときがあり、その会社の一員と認められているようでうれしいです。
#02
career step 03
入社 16 - 24年目
法人営業担当者の管理業務に従事するようになり、プレイヤー視点からマネージャー視点に切り替わりました。担当者時代と同様、お客さまと真摯に向き合い、あきらめずに案件に取り組むこと。それを部下に伝えていくことに注力しました。安定して高い業績を上げ続けるために、個の力だけではやはり限界があります。チームワークを醸成すれば、実力以上の力を発揮できると実感しました。六甲道支店では、初めて支店長を経験。同店は個人営業に特化した店舗のため、法人営業が長かった私は就任当初、大きな戸惑いを覚えましたが、それでも周囲のスタッフに助けられ、なんとかやっていくことができました。チームワークを重視し、全員が前向きに働ける環境を整備した結果、翌年から2期連続で業績表彰を受賞。その経験はフルバンクの店舗(預金・融資・為替などのすべての業務を行う店舗)である赤穂支店でも生かされています。
#03
Next
Career
当社は赤穂市の指定金融機関であり、とりわけ、現在私が支店長を務める赤穂支店は、市役所や商工会議所など地域とのつながりが非常に強い支店です。変化の激しい時代の中で、銀行に求められる仕事も多様化してきていますが、私たちは「地域になくてはならない銀行になる」をスローガンに掲げ、日々新しいことに挑戦しています。銀行単体では難しいことも、お取引先企業をはじめとしたさまざまな企業とタッグを組めば実現できます。たとえば、ある牧場の屋根に太陽光パネルを設置するなど、自社だけでは対応の難しい脱炭素に向けた取り組みも積極的に行っています。お客さまの財産を守り、地域経済の発展を後押しし、社会課題を解決する。多くの人に「やっぱりみなと銀行は頼りになる」と思ってもらえるような活動を、これからも続けていきたいと思っています。